大元神楽と荒神神楽
中国地方の山間部には、大元神とか荒神とか呼ばれる神々の信仰が厚いです。
その原初の形は開拓祖神か、一族の総本家の屋敷神であろうといわれます。
いずれにしろ、相似た祖神的な性格です。
島根県邑智郡及び那賀郡東部の村里では、7年または13年に一度の式年祭に、大元神を祀り、盛大な神楽を演じる託宣行事を行なってきました。
この神楽は江戸時代を通じて神職が執行してきましたが、明治以降、神能(能楽に題材をとった神楽)の部分と託太夫(神がかりをする太夫)をムラの有志にまかせ・・・
神職は祭事的部分のみを受け持つようになりました。
霜月に日を定めて、叢祠に祀られるムラの守護神・大元神を氏神の拝殿に迎・《新穀を神繧として供えて祭がはやめられます。
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