調節タンパク質とは何か 3
タンパク質、ホルモンの中には、低濃度にしか存在しないものもあります。
たとえば、成長ホルモンなどのタン.パク質は、その効力がきわめて大きいので、血液中にごく微琉存在するだけで十分です。
成長ホルモンの場合、数千分の1グラムでも子供の成長速度に劇的な変化をもたらします。
しかし、成長ホルモンは、私たちの発育速度を調節している多様なホルモンの代表例の1つにすぎません。
これらの微量タンパク質が長い間人目に触れなかったのも不思議ではありません。
調節タンパク質は、体内のもっと限定された部位にも存在します。
こういったタンパク質で、私たちが知っている2、3のものは、まさに氷山の一角にちがいありません。
つまり、既知の調節タンパク質ごとに、未.発見のものがさらに十数種類はあると思われるのです。
このような分子の代表格は、「神経伝達物質」と呼ばれる一群のタンパク質です。