子どものいない暮らしの利点
人は、ある決意、プラン、アイデアに気持ちを傾けると、ほかの考えを支持する意見に心を閉ざしがちです。
多くの場合、問題となるのは、当の件が正しいか間違っているかではなく、むしろ2つの違ったものの相対的なメリットです。
それでも人は、ほかの人が擁護する肯定的な側面を断固として認めようとしません。
ウォーキングとジョギングのどちらがより健康にいいか、パリとロンドンのどちらが観光地としてより楽しいか・・・
自分で事業を興すのと会社勤めをするのとどちらがいいか等々の議論に加わったり、それを耳にした人なら、わたしのいわんとすることがおわかりでしょう。
どちらにも長所があり、短所があるのです。
子どものいない状況もそうです。
わたしたちは子どもができなかったという喪失感を強く感じているため、子どもがいない状況にも利点があることを自分自身にさえ認めようとしません。
でも、利点は断じてあるのです。